満州関連本

相次ぐ 「消えた国」の深層に光

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 1932年の建国から85年を経た今、第二次世界大戦の敗北で消えた満州国(現中国東北部)の深層に新たな光を当てる書籍が相次いでいる。

 『満洲の土建王 榊谷仙次郎』(潮書房光人社)で広大な原野に近代的インフラをもたらした「土建国家」満州の本質を掘り下げたのは、37年に満州国安東市(現中国・丹東市)で生まれた作家、岡田和裕さん。

 土木作業員から身を起こし、満州土木建築業協会理事長として君臨した榊谷(1877~1968年)が戦後の47年まで37年間、1日も欠かさずつけた膨大な「榊谷仙次郎日記」の存在意義を問いかけた。

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