メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

行政文書

省庁協議すりあわせ文書に 政府に不都合なら内容削除の恐れも

公文書管理委員会に臨む梶山弘志担当相(左端)、松本文明・副内閣府相(右端)ら。席上、「行政文書取り扱いについて」の政府の通知内容が明らかにされた=東京都千代田区で20日、青島顕撮影

 政府が、省庁間の協議の際に、相手の省庁の発言内容を確認してから行政文書を作るよう求める通知を各省庁に出した。学校法人「加計(かけ)学園」の獣医学部新設問題で、文部科学省の文書と内閣府の口頭説明が食い違った事態を受けて、行政文書の「正確性確保」のためとしている。ただ官僚間の発言のすりあわせによって、政府に都合の悪い内容が削られ、かえって政策決定過程が検証できなくなる恐れも指摘されている。【青島顕、遠藤修平】

 21日付の「行政文書の取り扱いについて」の内閣府事務次官通知は、「行政文書の正確性確保」の項目を設けた。省庁間または省庁と外部との間で政策などを協議する際、相手方の発言部分を可能な限り確認したうえで行政文書にするとしている。確認ができない場合は「未確認発言」などと明記することを求めている。

 通知が念頭に置くのは、加計学園の獣医学部新設を巡り、文科省が内閣府幹部から「総理のご意向」「官邸の最高レベルが言っている」と言われたとする文書を残した問題だ。内閣府側は記録を示さずに、文書の内容を否定した。松野博一文科相(当時)は7月上旬、「共有すべきでない個人メモが外部に流出した」として戸谷一夫事務次官ら3人の監督責任を問い、口頭で厳重注意した。

この記事は有料記事です。

残り600文字(全文1127文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 無罪なのに「なぜ免許を返してもらえないの」 取り消し無効確認訴訟で女性が訴え

  2. 「このままでは核兵器はなくならない」 ジャパネット創業者が「伝える」核廃絶と平和

  3. 自転車であおり、初逮捕へ 「桶川のひょっこり男」妨害運転容疑 埼玉県警

  4. ORICON NEWS 映画『鬼滅の刃』新情報解禁 「心を燃やせ」新キービジュアル&PV、キャスト公開で猗窩座役は石田彰

  5. 遺体引き渡しミス 「死んだ夫」ひょっこり 警視庁亀有署

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです