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沖縄論壇時評

北朝鮮と辺野古=ジャーナリスト・渡辺豪

普天間飛行場を次々と離陸する米軍のオスプレイ=沖縄県宜野湾市で2016年12月19日、野田武撮影

米国への過剰依存と表裏

 北朝鮮の核・ミサイル問題が沸騰している。筆者が想起するのは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画をめぐる昨年9月の福岡高裁那覇支部の判決だ。

 「我が国で北朝鮮の弾道ミサイル『ノドン』の射程圏外となるのは沖縄などごく一部」

 「埋め立て承認の取り消し」についての行政訴訟の判決文に、なぜこうした政策的見解が盛り込まれたのか。グアムにも届く弾道ミサイルや大陸間弾道ミサイル発射が取りざたされる今、「ノドン」にことさら力点を置いて沖縄の「地理的優位性」を強調し、「辺野古以外にはない」と断じた司法への違和感は一層募る。

 だがこれは、米国の報復に期待する政府認識の反映とも受け取れる。『辺野古問題をどう解決するか』で、元…

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