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グルメ情報サイト 絶メシリスト開設 高崎・老舗の味

「絶メシリスト」のポスター

 市民に愛され、町とともに歴史を刻んできた老舗の味を紹介します--。群馬県高崎市は、そんなグルメ情報サイト「絶メシリスト」を開設した。「絶メシ」には「絶品の味を絶やすな」という意味が込められている。市内では、店主の高齢化や後継者不在で店じまいする老舗が相次いでおり、市は「多くの人に魅力ある味や懐かしい雰囲気を知ってもらい、ひいては味を守りたいという人が出てくれば」と話している。【増田勝彦】

 紹介する店は、市民らの情報を基に、グルメライターたちでつくる調査隊が認定した。

 基準は、(1)家族などによる個人経営(2)昭和の空気を感じさせる歴史がある(3)後継者問題を抱えていそう(4)この店でしか味わえない絶品料理、雰囲気がある(5)これまでインターネット上にあまり情報がない--など。

 現在、14店舗を掲載。各店ごとに店主の人柄や味へのこだわり、店の歴史、こだわりメニューのレシピなどが紹介され、後継者を求めるコーナーも作られている。

 新たな「絶メシ」店の情報提供コーナーも設け、来年3月末までに掲載を40店に増やす。

 サイトをPRするため、掲載店の店主を起用した13種類のポスターをJR高崎駅構内などに掲示し、スマートフォンで近くにある「絶メシ」店を検索することも可能にした。

 市などによると、国内の飲食業を含むサービス業の3分の2は後継者がいないといわれ、団塊世代が70歳を迎え、廃業が急増すると指摘されている。市内でも、肉みそラーメンが人気だった「東竜」(通町)、昔ながらの焼きそばが魅力の「もりや食堂」(新田町)など、人気店の閉店が相次いでいる。

 富岡賢治市長は「絶メシリストの取り組みは、高崎市だけでなく、あらゆる地方でローカルが持つ『食の魅力』を将来につなげる仕組みに発展できる可能性を秘めている」と期待を寄せている。

 詳細は「絶メシリスト」(https://zetsumeshi-takasaki.jp)。

◇群馬県高崎市の「絶メシリスト」掲載店◇

店名(所在地)   人気メニュー

茶々(鶴見町)   焼きまんじゅう

一二三食堂(宮元町)ソースカツ丼

アベニュー(田町) パン

可楽(あら町)   中華料理

松島軒(若松町)  大衆食堂

太洋軒(下室田町) 餃子

からゐ屋(下小鳥町)カレー

陽気軒(吉井町塩川)中華定食

大豪(上大類町)  ラーメン定食

山木屋(下室田町) ホルモン焼

満寿池(倉渕町権田)ます重

オリタ(田町)   焼きまんじゅう

コンパル(鞘町)  喫茶

デルムンド(通町) スパゲッティ

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