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なにわの隅で小休止

世界最細の外科手術用綿棒 「ものづくり」の底力 /大阪

大阪大消化器外科学の中島清一・特任教授=大阪大学吹田キャンパスで、関野正撮影

 重い病気になって、手術を受けるとしよう。できれば切られる範囲は小さいほうがいい。きっと痛みも少ないし、傷痕も残りにくいだろう。おなかに小さな穴を開け、内視鏡(小型カメラ)を使って行う「腹腔(ふくくう)鏡手術」も増えてきた。こうしたことから、手術痕がより小さくなるよう、手術機器はダウンサイジング化されている。腹腔鏡手術用の機器の直径は10ミリから5ミリへ、さらに3ミリへと小さくなってきた。しかし、手術用綿棒だけは5ミリが限界だったという。

 そんな中、大阪大学次世代内視鏡治療学共同研究部門の特任教授、中島清一(なかじまきよかず)さん(52)らのグループが、世界で初めて直径3ミリの極細手術用綿棒を実用化させた。富田林市の綿棒メーカー「山洋(さんよう)」と協力した「産学連携」の成果だ。先月から医療用に販売が始まっている。

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