秋の高校野球

県大会 米子松蔭VS鳥取城北 きょう決勝 ともに中国大会へ /鳥取

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
【鳥取商-米子松蔭】三回裏米子松蔭1死一、三塁、安田利の適時打で先制=鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で、阿部絢美撮影 拡大
【鳥取商-米子松蔭】三回裏米子松蔭1死一、三塁、安田利の適時打で先制=鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で、阿部絢美撮影

 秋季県高校野球大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は30日、鳥取市布勢のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で準決勝2試合があった。米子松蔭は鳥取商を接戦で降し、鳥取城北は境に快勝して決勝進出を決めた。1日は同球場で午前10時から3位決定戦、午後0時半から決勝がある。上位3校は10月27日から広島県尾道市と福山市で開催する第129回秋季中国大会に出場する。【阿部絢美】

 ▽準決勝

鳥取商

  000000000=0

  00100000×=1

米子松蔭

 (鳥)清水、岡村-山下

 (米)辰己-坂田

▽二塁打 田渕、徳永(鳥)

 米子松蔭は三回1死一、三塁から安田利の適時打で先制。辰己は被安打4で完封した。鳥取商は二回、田渕の二塁打や守備の乱れで無死三塁の好機を作り、六回にも徳永が1死から二塁打を放つも、あと一本が出なかった。

  000000000=0

  00012200×=5

鳥取城北

 (境)手島、斎鹿、岩本竜-橋本

 (鳥)浦林-塩田

▽二塁打 山田(鳥)

 鳥取城北は四回、守備の乱れで塩田が生還し先制。五回1死一、三塁から山田の適時打で突き放した。浦林は被安打3、11奪三振で完投した。境は一回に寺本が、三、五回に古川が盗塁に成功するも、後続を断たれた。

ヒーローは1年生

 ○…「山田の活躍に尽きる」と準決勝を振り返った鳥取城北の山木博之監督。その山田椋一選手(1年)は、五回1死一、三塁の好機に打席へ。監督の「振り抜いてこい」の指示どおり適時二塁打を放ち、決勝進出を決めた。試合後「良くやったな」「ナイスバッティング」などと上級生から声を掛けられ、笑顔の山田選手。今夏の鳥取大会2回戦で敗れた米子松蔭との決勝を前に「優勝して、先輩たちを喜ばせたい」。


 ■熱球

光った強気の投球 鳥取商・清水響希投手(1年)

鳥取商の清水響希投手=鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で、阿部絢美撮影 拡大
鳥取商の清水響希投手=鳥取市のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で、阿部絢美撮影

 「任せたぞ」。渡辺達郎監督に送り出された準決勝のマウンド。7回を1失点に抑える好投を見せ「強豪相手に強気のピッチングができた」と胸を張った。

 準々決勝再試合の米子工戦は2安打1失点の完投で接戦を制し、主戦・岡村和真投手(2年)も「大事な場面でしっかり抑えてくれ、頼もしかった」と成長を認める。準決勝の相手は、夏の選手権鳥取大会で優勝した米子松蔭。「自信を持って丁寧に投げてこい」と岡村投手に励まされ、自然と強気になれた。

 三回先頭打者に四球を与え、犠打や単打で1失点するも、堅守が相手の勢いを止める。持ち味のストレートのほか、チェンジアップやスライダーなどの変化球で相手打者を翻弄(ほんろう)し、五つの三振を奪った。

 思い切りの良さは「岡村先輩が次にいる」から。1日の3位決定戦に向けて「中国大会へ絶対に行きたい。次こそは0点に抑える」と、気を引き締めた。【阿部絢美】

あわせて読みたい