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ストーリー

日航マタハラ訴訟の原告(その2止) 休職命令で生活苦

東京地裁前でマタハラについて理解を深めてもらおうとビラを配る神野知子さん(左)=4月26日、田口雅士撮影

 

 ◆勇気を出し立ち上がった客室乗務員

 日本航空の客室乗務員、神野(じんの)知子さん(42)の妊娠が判明したのは2014年8月、39歳の時だ。

 「ずっと子どもが欲しかったので、妊娠が分かった時はすごくうれしかった。年齢のこともあるので」

 かつての日本では「エアホステス」と呼ばれていた客室乗務員。半世紀前まで30歳定年が当然とされ、1970年代まで日航にも、結婚するまでしか働けない「結婚退職制度」が存在していた。最も重要な任務は乗客の命と安全を守ることなのに「若いほうが客に喜ばれる」という誤った価値観は今も残っている、と指摘する航空関係者もいる。

 ただ、客室乗務員の仕事は低気圧・低酸素の機内で荷物の上げ下ろしをしたり、重い機内食カートを運んだりする重労働。不規則な長時間勤務に加え、紫外線や宇宙線被ばくのリスクもある。妊娠が判明したら母体保護のため乗務できなくなるのが一般的だ。

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