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秋季大会2021

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県大会 米子松蔭、逆転でV /鳥取

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【境-鳥取商】七回裏鳥取商2死満塁、清水が走者一掃の適時三塁打を放つ=鳥取市布勢のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で、阿部絢美撮影 拡大
【境-鳥取商】七回裏鳥取商2死満塁、清水が走者一掃の適時三塁打を放つ=鳥取市布勢のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で、阿部絢美撮影

鳥取商圧勝、中国大会へ 3位決定戦

 秋季県高校野球大会(県高野連主催、毎日新聞社など後援)は1日、鳥取市布勢のコカ・コーラウエストスポーツパーク野球場で決勝と3位決定戦があった。決勝は今夏の甲子園に出場した米子松蔭が鳥取城北を1点に抑え、10年ぶり6回目の優勝。3位決定戦は鳥取商が23安打の猛攻で境を降し、4年ぶり7回目の中国大会出場を決めた。上位3校は来春のセンバツ出場校の選考につながる第129回秋季中国大会に臨む。同大会は27日から広島県尾道市と福山市で開かれる。【阿部絢美、園部仁史】

 ▽決勝

鳥取城北

  001000000=1

  00200200×=4

米子松蔭

 (鳥)野田、西村龍-山下

 (米)坂越、横山、南野-坂田

▽二塁打 萱原(鳥)

 米子松蔭は三回2死二、三塁で土方、安田利が連続適時打を放ち逆転。六回にも代打の佐近や安田翔の適時打で突き放した。鳥取城北は三回2死一、三塁から藤原の適時打で先制するも相手の継投に反撃を封じられた。

 ▽3位決定戦

  000022000=4

  22010377×=22

鳥取商

 (境)岩本大、岩本竜、手島、斎鹿-橋本、仲田

 (鳥)岡村、清水-山下

▽本塁打 田渕(鳥)

▽三塁打 山下、清水(鳥)

▽二塁打 山下3、田渕、田中、清水(鳥)

 鳥取商は一回、田中の適時打で先制。その後も六回に田渕の2点本塁打、七回には山下と清水の適時三塁打などで試合を優位に進めた。境は五回に八幡、板垣の適時打で2点を取るなどしたが、及ばなかった。

悔しさ晴らす

 ○…準決勝の米子松蔭戦で完封負けした悔しさを晴らすかのように、鳥取商が境から22点を奪い、中国大会出場を決めた。田中翔馬主将(2年)は準決勝後、勝利に貢献できなかった自身のふがいなさもあり、「こんな試合じゃ次も負けるぞ」と反省会でげきを飛ばした。その思いが伝わったのか、この日は「みんなの目から気合が伝わった」。自身も4打数3安打3打点の活躍で、「ここぞという時に打ててうれしかった」と笑顔を見せた。


 ■熱球

気持ち込め、同点打 米子松蔭・土方颯選手(2年)

 1点を追う三回裏2死二、三塁。「とにかく打て」。ベンチから笠尾幸広監督の声が耳に届いた。「チャンスをものにしたい」と気持ちを込め、スライダーを左方向へ返し、同点の走者を生還させた。後続も安打を放ち、この回チームは逆転に成功した。

 主に下位打線を担ってきたが、勝負強い打撃が笠尾監督に評価され、決勝は2番に抜てきされた。日ごろの自主練習では仲間にボールを投げてもらい、芯を捉えることを意識しながらバットを振る。常に試合をイメージして取り組んできた姿勢が、この日に生きた。

 笠尾監督は「取られた後にすぐ取り返せた」と、嫌なムードを振り払った一打を評価した。県大会は制したが、「打撃に磨きをかけ、次も優勝したい」。中国大会に向けて、さらなる成長を誓っていた。【阿部絢美】

【秋季大会2021】

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