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教育の窓

岐路に立つ沖縄「平和学習」

スライドを見ながら、ひめゆり学徒隊の体験を尾鍋拓美説明員(左)から聴く東京農大第一高校の生徒たち=沖縄県糸満市のひめゆり平和祈念資料館で7月3日

 <kyoiku no mado>

 沖縄での平和学習が岐路に立たされている。沖縄戦の悲惨さを伝える「ひめゆり平和祈念資料館」(糸満市)を修学旅行で訪れる県外の学校は5年連続で減り、2016年度は13年ぶりに2000校の大台を割り込んだ。マリンスポーツなど修学旅行の多様化が背景にある。戦争体験者の生の声を聞ける機会も減り、平和教育のあり方を巡る模索が続く。【吉川雄策】

 「捕虜になるくらいなら死ななければいけない、と間違った教育を受け、みなさんと同じくらいの年齢の人たちが自ら命を絶たされました」。この夏、ひめゆり平和祈念資料館を訪れた東京農大第一高校(東京都世田谷区)の2年生の生徒たちが、同館説明員の話に熱心に耳を傾けていた。

 沖縄戦のさなか、陸軍病院に動員されて負傷兵の看護などに当たった沖縄師範学校女子部と県立第一高等女学校の教員13人と生徒123人が米軍の砲撃や集団自決で亡くなった。この「ひめゆり学徒隊」の悲劇を伝える同館には連日、多くの児童・生徒が訪れる。

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