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昨年6月、がんのため58歳で亡くなったバイオリニスト、若林暢(のぶ)さんのアルバムCDが国内の音楽チャートのクラシック部門で1位を獲得した。心に響く演奏で「魂のバイオリニスト」と呼ばれた若林さんは、海外で高い評価を得ながらも日本で広くは知られていなかった。死後1年たって、その才能や生き方が注目されている。【足立旬子】
若林さんは4歳でバイオリンを始め、東京芸大大学院修了後、米ニューヨークのジュリアード音楽院を卒業。高度な技術と躍動感あふれる多彩な音色で、ニューヨーク国際芸術家コンクールで優勝するなど世界の舞台で活躍した。
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