金正男氏殺害

2被告 「VX使用」争う姿勢 マレーシア

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 【シャー・アラム(マレーシア・クアラルンプール近郊)平野光芳】北朝鮮の金正男(キムジョンナム)氏(当時45歳)が2月にマレーシアのクアラルンプール国際空港で殺害された事件で、実行役として殺人罪で起訴されたベトナム人のドアン・ティ・フオン(29)とインドネシア人のシティ・アイシャ(25)両被告の初公判が2日、高等裁判所であった。両被告は起訴内容を否認し、弁護人は「猛毒の神経剤VXを使った」と検察が主張する殺害手段についても争う姿勢を示した。

 冒頭陳述で検察は、両被告について「VXを使い、殺害もしくは死に至るけがをさせようとする意図があった」と主張。両被告は「いたずらビデオの撮影だと思った」と殺意を否定しているが、検察は「両被告は(北朝鮮に逃走している)4容疑者と殺害の目的を共有していた」と強調して、犯行が計画的だったと指摘した。

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