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申請から2年半かけ
大幸薬品の「正露丸」のコマーシャルに使われるラッパのメロディーが9月、「音商標」として初めて登録された。だれもが口ずさめるメロディー。その認知度の高さが特許庁に認められるまで、2年半かかった。
特許庁は、企業のブランド戦略の多様化を図るため2015年4月、音や動き、色彩のみなど新タイプの商標の出願受け付けを始めた。音商標はメロディーやハーモニー、リズムなど音楽的要素のみで成り立つものだ。
大幸薬品で商標登録を担当した森田慈心(しげみ)総務部長によると、一番乗りを狙って準備し、受け付け開始と同時に登録を申請した。正露丸の音として親しまれながら、権利は法的に裏付けられていなかった。
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