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武田 砂鉄・評『うしろめたさの人類学』松村圭一郎・著

◆『うしろめたさの人類学』松村圭一郎・著(ミシマ社/税別1700円)

 ほとんどの座席が埋まっている車両なのに、優先席だけがガラ空きになっていることがある。専用席ではなく優先席なのだから、譲るべき人が来るまでは座っているのだが、どうやら「座らないほうがいい席」と考えている人が多いようなのだ。それって、他者をいたずらに回避する考え方にも思えてしまう。

 フィールドワークで20年近くエチオピアを訪れ続けてきた文化人類学者は、「見なかった/いなかったこと」にして、他者と関わらない人々がつくる「ふつう」を疑う。自分の傍らにいる他者を見逃すからだ。

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