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ラスベガス乱射

容疑者連射9分超 カメラで警官接近監視

 【ラスベガス(米西部ネバダ州)國枝すみれ、長野宏美】米西部ネバダ州ラスベガスで600人近くが死傷した銃乱射事件で、警察当局は3日夜(日本時間4日朝)記者会見し、スティーブン・パドック容疑者(64)が32階のホテルの部屋から野外コンサート会場に9~11分間、10回以上連射を続け、部屋内外にカメラ3個を設置して警察官らの接近を監視していたと明らかにした。(社会面に関連記事)

 パドック容疑者のホテルの部屋からは、半自動小銃の「全自動」での連射を可能にする「バンプ・ファイア・ストック」と呼ばれる部品12個も発見された。この部品は合法なものもあり、100ドル(約1万1300円)程度で販売されている場合がある。

 警察によると、発砲の通報が始まったのは1日午後10時8分(日本時間2日午後2時8分)ごろで、発砲は同19分に停止。警察の特殊部隊員が部屋に突入したのは1時間以上後で、この時点で、容疑者は自殺していた。発見されたカメラのうち2個は廊下に、1個は部屋のドアののぞき穴に設置されていた。警官や警備員が接近するのを察知するためだとみられる。警察が押収した容疑者の銃器はライフルとショットガン、ピストル合計47丁となった。ホテルの部屋とネバダ州メスキートの容疑者宅など合計3カ所で弾薬とともに発見された。銃器はネバダ、カリフォルニア、ユタ、テキサスの4州で購入されていた。

 一方、複数の米主要メディアは捜査関係者の話として、パドック容疑者が事件の1週間前に10万ドル(約1130万円)を同居していた恋人(62)の母国フィリピンに送金していたと報じた。死を覚悟した容疑者が恋人が困らないよう送金した可能性もあるという。

 恋人はフィリピン人で、2017年春ごろから容疑者と交際、同居していた。4日にも米国に帰国する予定で、捜査当局は参考人として聴取するとみられる。

 事件では59人が死亡、527人が負傷している。警察は3日の会見で、死者のうち1人は容疑者で、犠牲者は58人だと明らかにした。容疑者のパソコンや通話記録の分析も進め、動機の解明を急いでいる。米当局の調べでは、国内外の過激派組織と容疑者のつながりは発見されていない。

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