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講談社

「小説現代」リニューアル休刊 18年秋

 半世紀の歴史を持つ小説誌の「小説現代」(講談社)が来秋、リニューアルのため1年半ほど休刊すると3日、発表した。来年9月発売の10月号をもって一旦休み、2020年2月発売の3月号をリニューアル創刊する。売り上げが低迷する出版界で、エンターテインメント小説の牙城の一つが思い切った改革に打って出ることになった。

     同誌は1963年創刊の月刊誌で、「オール読物」「小説新潮」と並ぶ老舗。68年の43万部をピークに減少し、最近では1万1000部だった。「従来の長編(のための)連載中心の小説誌のスタイルを見直し、長編一挙掲載を中心に、毎号読み切れる新たな読み物雑誌として生まれ変わる」とし、その仕込みのため長い準備期間を設けた。塩見篤史編集長は「今の読書スタイルと小説誌のあり方の乖離(かいり)を根本から変えたい」と話している。今まで同様、紙と電子での刊行は引き継ぐ。

     掲載作からは笹沢左保「木枯し紋次郎」シリーズ、池波正太郎「仕掛人・藤枝梅安」シリーズなど人気作が生まれた。最新刊の10月号では浅田次郎さんの「天子蒙塵」、宮城谷昌光さんの「呉越春秋 湖底の城」などが連載されている。

     小説現代新人賞(現小説現代長編新人賞)からは五木寛之、皆川博子、北原亞以子、勝目梓、橋本治、朝井まかての各氏ら多くの人気作家を生み出した。【内藤麻里子】

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