【ワシントン会川晴之】ティラーソン米国務長官が今夏、トランプ米大統領との対立を背景に辞意を固めていたとの観測が浮上、米NBC放送が4日伝えた。ティラーソン氏は緊急会見を開いて否定、トランプ氏も「100%信頼している」と全面否定した。
だが、北朝鮮やイラン政策など重要課題で両者の食い違いが目立ち、今後も辞任をめぐる観測報道が続きそうだ。
ティラーソン氏は先月末に訪中した際、核・ミサイル問題を解決するため、北朝鮮と複数のチャンネルで交渉開始を打診していると明かした。だが、北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長を「ロケットマン」と呼ぶなど敵意をむき出しにするトランプ氏は10月1日、「(北朝鮮と)交渉を試みるのは時間の無駄だ」とツイート、ティラーソン氏を面目丸つぶれにした。
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