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【ワシントン清水憲司】米国と韓国の自由貿易協定(FTA)が再交渉に入る見通しとなった。韓国が難色を示してきたが、両政府は4日、ワシントンで行った協議で修正に事実上合意した。トランプ米政権はカナダ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)に続き、協定破棄をちらつかせて再交渉入りを押し切った形で、強硬姿勢が浮き彫りになった。
米韓FTAはオバマ前政権の2012年に発効。トランプ米大統領は発効後、「対韓国の貿易赤字が倍増した」として、今年6月の米韓首脳会談で再交渉を要請していた。8月の協議では、韓国が再交渉に応じない方針を示したが、その後、トランプ政権内で米韓FTAを破棄すべきだとの強硬論が浮上。米メディアによると、最近もトランプ氏は破棄を辞さない構えを見せていたという。対外強硬派のナバロ通商製造業政策局長が影響力を保…
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