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地域の足を守る 細る地域公共交通

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新しい地域公共交通として運行している宮城県大河原町のデマンドタクシー「さくらっきー号」=JR大河原駅前広場で2012年7月2日
新しい地域公共交通として運行している宮城県大河原町のデマンドタクシー「さくらっきー号」=JR大河原駅前広場で2012年7月2日

進む過疎化と高齢化 官民が協力してタクシー活用

 過疎化と高齢化が進む地域で、住民の日常の買い物や通院などの足をどう確保するかが、深刻な問題になっている。免許を返納した高齢者も多く、公共交通のない地域では死活問題だ。自治体とタクシー事業者が運営する「デマンド(事前予約制)タクシー」や、NPO法人などが運営する福祉タクシーなど、全国でさまざまな取り組みが続けられており、公的資金も投入されている。人口減少が続いていく中で国や自治体の工夫、民間の参入が求められている。

 地域の公共交通を取り巻く環境はますます厳しくなっている。過疎化による人口減少や地方部でのモータリゼーションによる旅客の減少は、公共交通事業者の経営を追い込んでいる。国土交通省の「2016年度交通の動向」などによると、乗り合いバス事業者の65%、地域鉄軌道事業者の74%がそれぞれ赤字となっている。特に赤字化した地域公共交通は、営業路線の減便や廃止に追い込まれており、設備投資更新の遅れなどのサービス…

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