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見つめ続ける・大震災 福島、苦悩する狩猟者たち 満足な供養もしてやれない

 「良い毛並みだな」「このぐらいの大きさがうまいんだよ」

 鉄製の「箱わな」に入った40キロほどのイノシシを見て、福島県富岡町の鳥獣被害対策実施隊のメンバーは昔に戻ったかのように色めき立った。しかし、それもつかの間。隊員の一人が数メートル離れた位置から空気銃でイノシシの頭を撃ち抜くと、他の隊員がわなから引っ張り出し、記録写真を撮って手早く車の荷台に載せる。「投げてきてくれっか」。坂本正一郎隊長(69)が指示すると、イノシシを載せた車は処分場へ走り去った。口数も少なく、淡々とした作業だった。

 東京電力福島第1原発事故後、避難指示が出た地域ではイノシシなどの野生動物が街中にも生息域を拡大。被…

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