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ミニ論点

ノーベル平和賞

核保有国取り込みを 日本国際問題研究所軍縮・不拡散促進センター主任研究員 戸崎洋史氏

 「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のノーベル平和賞受賞が決まったが、核兵器の保有国や、日本も含む核の傘の下にある国々との立場の乖離(かいり)は、依然として大きい。今回の受賞によって、「核なき世界」の実現に向けた国際社会の機運は高まるかもしれないが、ICANがどのように核保有国を核廃絶の議論に取り込んでいくかが大きな課題となる。

 従来、核に関する事柄は国家が扱う主題の代表格だった。市民の意見が入り込む余地は、大きくはなかったと言える。しかし、市民団体などからなるICANは核兵器禁止条約の構想を立てて実現に向け推進することで、これまでのアプローチの仕方に一石を投じた。そういう意味において、今年7月の国連での条約採択は「画期的」であった。今回の平和賞受賞の決定も決して驚きではない。

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