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戦闘が激化 民間人犠牲急増

 【モスクワ杉尾直哉】シリアでの戦闘が激化し、民間人の犠牲者が急増している。ロシア軍が東部デリゾールなどで集中的に空爆を実施しているのが主因とみられ、赤十字国際委員会(ICRC、本部・ジュネーブ)によると死者は過去2週間で少なくとも数百人に達した。

 ICRCは5日の声明で「手段を選ばず戦闘に勝利することは不法であるばかりでなく、これだけの人的被害を考えれば容認できない。シリアで戦うすべての当事者に自制と国際法順守を求める」と訴えている。

 ICRCによると、戦闘の激化ぶりは、昨年12月にシリア政府軍が北部の大都市アレッポを制圧したとき以来の規模。デリゾールや北部ラッカ、アレッポなどで発生している。ロシア主導で「緊張緩和地帯(安全地帯)」に指定された北西部イドリブ県や西部ハマ県、首都ダマスカス郊外グータの東部でも戦闘が起きているという。

 過去10日間で少なくとも10カ所の病院が破壊され、数十万人の住民が医療サービスを受けることができなくなった。また、戦闘激化からデリゾールを脱出した13人の家族のうち、空爆や地雷で10人が死亡した例もあるという。

 ロシア国防省は5日、地中海に展開する露海軍の艦船から巡航ミサイル「カリブル」を次々と発射し、デリゾールを攻撃する様子を撮影した映像を発表した。過去1週間以内に撮影された映像といい、コナシェンコフ露国防省報道官は「すべて標的(武装勢力の拠点など)に命中した」と述べた。ロシアは一貫して空爆による民間人の犠牲を否定している。

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