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平等院

聖観音菩薩立像、当初は「来迎菩薩像」の可能性

当初は来迎菩薩として作られたとみられる聖観音菩薩立像。条帛の先端が曲がり、風になびく様子を表している=京都府宇治市で、富永浩三撮影

 京都府宇治市の世界遺産・平等院は6日、塔頭(たっちゅう)の浄土院に伝わる「木造聖観音菩薩立像(しょうかんのんぼさつりゅうぞう)」(高さ109センチ)が、極楽浄土から雲に乗って死者を迎えに来る「来迎(らいごう)菩薩像」として当初造られた可能性が高いと発表した。立ち姿の来迎菩薩像では国内最古級という。

 平等院によると、菩薩像は平等院が創建された平安後期の作とみられ、寺の史料では立像で一般的な「聖観音」とされてきた。

 今回、修理を担当した美術院(京都市)が詳しく調査。江戸時代に頭、右腕、台座などが取り換えられていることが判明した。元からある胴体の帯状の衣「条帛(じょうはく)」の先端は横に流れ、「天衣(てんね)」が左腕に絡むなど風になびく形で、左足を踏み出した前傾姿勢だったことも分かり、阿弥陀(あみだ)如来に従って雲に乗る「来迎菩薩」と判断したという。

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