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不足の恐れ 13歳以上は原則1回

 厚生労働省は6日、インフルエンザワクチンの生産量が例年より少なく、接種者数が昨年並みだと不足する恐れがあることを専門家会議で明らかにした。ワクチンに使うウイルス株を選び直し、生産が遅れた。同省は都道府県に通知を出し、使用量を抑えるために13歳以上は原則1回の接種にとどめるよう周知を求めた。

 厚労省は毎年春に、流行するウイルスを予想し、効果が見込まれるウイルス株を選ぶ。今年度用に4種類の株を選んだが、1種類がワクチンの増産に向かないことが判明。昨年度と同じ株に変更した。

 これによりメーカーの生産が例年より1カ月程度遅れている。接種者が増える11月に入っても供給量が伸びず、最終的な生産量も2528万本と見込まれ、昨年度の使用量より約100万本少なくなりそうだという。

 インフルエンザワクチンは、13歳以上は持病で免疫機能が弱っている場合などを除き1回で効果があるとされるが、2回接種する人が例年1割程度いる。同省は「13歳以上は原則1回の接種を徹底すればワクチン不足にはならない」として、先月15日付で通知した。

 また、同省は通知で医療機関の買い占めを防ぐ対応や、不足した場合に自治体間で在庫を融通し合うなど連携することも求めている。【桐野耕一】

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