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ストーリー

85歳・伝説の従軍ダンサー(その2止) 旅と踊りと戦争と

銀座でかつて経営していた会社の近辺を歩く武山真理子さん=東京都中央区で9月20日、佐藤賢二郎撮影

 

 ◆台湾引き揚げアジア渡り歩く

4歳で傷病兵慰問

 上海事変に5・15事件が続いて、きな臭さが増した1932年の9月10日。武山真理子さん(85)は日本の統治下にあった台湾の港湾都市、高雄で手広く事業を手がける資産家、重成(しげなり)さんの長女として産声を上げた。

 「内地(日本の本土)の音楽学校帰り」という高雄市長のお嬢さんに歌と踊りを学び、日中戦争が始まった4歳の年に傷病日本兵を慰問。「かもめの水兵さん」を踊り、舞台に立つ喜びを知った。「祖国に残した我が子を思い出して、兵隊さんが次から次へと私を抱っこしてほおずりするの。無精ヒゲがチクチクと痛かったことを思い出すわね」

 高雄の国民学校時代は毎晩のように空襲警報が鳴り、防空壕(ごう)に走った。ある日、警報がやんで家に戻…

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