メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

今週の本棚・新刊

『荷車と立ちん坊 近代都市東京の物流と労働』=武田尚子・著

 (吉川弘文館・2592円)

 近代の東京における物流の変遷を、荷車という輸送手段に着目してたどった研究だ。荷車は主に海運・水運からの陸揚げ貨物を運ぶ短距離輸送の需要に応えるものだった。明治10年前後に鉄製の心棒や輪金を用いた荷車が普及し、「経済革命」をもたらした。同20~30年代には「箱車」が使われるようになるなど、「運搬の利便性向上のために工夫をこらした各種の荷車」が登場した。

 労働の面から興味深いのは、荷役労働者の末端に位置した「立ちん坊」に注目した点だ。立ちん坊は、坂道な…

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. ORICON NEWS Hey! Say! JUMP、全国ツアー開催を見送り 一部ファンの迷惑行為の影響
  2. 「佐賀、北朝鮮のよう」自民・谷川議員が長崎新幹線めぐり発言
  3. 令和初 春の褒章670人に
  4. 神羅万象チョコ 15年の歴史に幕 累計1億2575万個販売 7月に最終弾発売
  5. いだてん 孝蔵役の森山未來が金原亭馬生と古今亭志ん朝も演じ分け 語り含め1人4役に視聴者衝撃

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです