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刺繍に集中するお母さんたちの傍らで、小さな子どもたちの声が響く度、場の空気が少し和やかになる

 インド北部、デリー。高層ビルが林立するすぐ裏に、古びた褐色のアパートが所せましと並び、クモの巣のように電線が巡っている。曲がりくねった路地を進み、ひっそりとしたたたずまいの民家の門をくぐると、ベールをかぶった30人ほどの女性が、一心に手元を見つめながら作業に打ち込んでいた。ミャンマーを追われたロヒンギャの母親たちが刺繍(ししゅう)の職業訓練を受けに通ってくる場所だった。

 足元には、すやすやと眠ったり、よちよちと歩いたりする小さな子どもたちの姿があった。「子どもを連れて学べるから、家族も安心するの」と若いお母さん。まるで部屋全体が大きな家族のようだ。

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