写真集

「必死すぎるネコ」ひたすら寄り添う写真家・沖昌之さん

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
=「必死すぎるネコ」より(c)Masayuki Oki
=「必死すぎるネコ」より(c)Masayuki Oki

 「ほんと、よう働くなあ。みんな偉いなあ」。東京の下町、カメラを手にした長身の男性に、猫が向こうから近づいてくる。このほど、写真集「必死すぎるネコ」(辰巳出版)を出版した沖昌之さん(39)。けんかしたり、隙間(すきま)をのぞいたり、壁に飛びついたり--野良猫たちが夢中になっている瞬間を切り取った作品が人気で、インスタグラムのフォロワーは7万6000人を超える。「もともとはネガティブ思考で面倒くさがり。何もしたくない人間だったんです」。そんな男を、猫とカメラが変えてしまった。【岡本同世】

この記事は有料記事です。

残り1793文字(全文2038文字)

関連記事

あわせて読みたい

ニュース特集