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「ほんと、よう働くなあ。みんな偉いなあ」。東京の下町、カメラを手にした長身の男性に、猫が向こうから近づいてくる。このほど、写真集「必死すぎるネコ」(辰巳出版)を出版した沖昌之さん(39)。けんかしたり、隙間(すきま)をのぞいたり、壁に飛びついたり--野良猫たちが夢中になっている瞬間を切り取った作品が人気で、インスタグラムのフォロワーは7万6000人を超える。「もともとはネガティブ思考で面倒くさがり。何もしたくない人間だったんです」。そんな男を、猫とカメラが変えてしまった。【岡本同世】
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