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長時間労働による過労死や残業代未払いが相次ぐ中、対策として有効なのが労働時間の記録だ。ユニークな動画を作成し、記録の重要性を訴えるブラック企業被害対策弁護団代表の佐々木亮弁護士に、具体的な方法を紹介してもらった。
労災認定で証拠に
「記録しろ 記録しろ
会社に頼るな己に頼れ
労働時間は自分で記録」
弁護団がユーチューブにアップした動画「K・I・R・O・K・U・S・H・I・R・O」(記録しろっっ……!)の歌詞だ。ウサギのコスプレをした男性がコミカルに踊り、見た人の印象に残るよう作っている。
過労で病気になった際の労災認定や、未払い賃金の支払いを求める際に大事な証拠となるのが、労働時間の記録。労働基準法では、記録義務を使用者(企業で働く人であれば企業側)に課している。
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