クラシック3冠競走の最終戦「菊花賞」が22日に行われる。10年ぶりに女性馬主の優勝があるかもしれず、そういう意味でも興味深い。
日本で女性が馬主登録するようになったのは、いつごろのことだろうか。近代競馬発祥の地の英国では、少なくともビクトリア時代の1900年以前にごく少数だが、女性も服色を登録して馬を出走させていたそうだ。ただ、一般的には夫の名前や偽名を使うのが当時の習わしで、例えば女優のリリー・ラングトリーは自分の生まれ故郷の地名を使って「ミスター・ジャージー」の名前で馬主登録をしていた。
英国で女性馬主の名前が堂々と前に出始めたのは、20世紀に入ってから。1918年の3冠馬ゲインズバラの馬主はレディー・ジェームス・ダグラスという。
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