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第49回衆院選

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見えない財政再建 各党、明確な道筋なし

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名目国内総生産(GDP)の推移
名目国内総生産(GDP)の推移

 10日公示の衆院選では、経済分野で安倍政権の「アベノミクス」の評価や原発再稼働などが争点になる。各党の主張には「消費増税凍結」など聞こえの良い内容が多いが、財政再建への道筋などは示されていない。選挙戦では、各党に政策の具体化に向けた政策論争や説明責任が求められそうだ。

 「経済を成長させてデフレから脱却し、賃金を上げていくと約束して、一つ一つ成果を上げてきた」。安倍晋三首相は10日の街頭演説で5年近くのアベノミクスの成果を訴えた。アベノミクスの「三本の矢」の第一の矢である大規模な金融緩和で円安・ドル高が進み、輸出企業を中心に業績は改善。名目国内総生産(GDP)は、第2次安倍内閣発足前の2012年10~12月の493兆円から17年4~6月は543兆円に拡大した。景気拡大は今年9月で58カ月となり、戦後2位のいざなぎ景気を超えたとみられている。

 しかし、賃金の伸びは鈍い。16年の実質賃金は前年比0.7%増にとどまり、景気回復の実感が乏しいのが実情だ。自民、公明両党は子育て世代の負担軽減を図って消費を促すため、消費税増税分の一部を幼児教育・保育の無償化などに充てる方針を訴えている。

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