【パリ賀有勇】スペインからの独立を問う住民投票で賛成が多数を占めた北東部カタルーニャ自治州のプチデモン州首相は10日夜(日本時間11日未明)、州議会で演説し、「カタルーニャは独立した共和国となる意思表示をした」と述べる一方、独立宣言に踏み切ることを保留し、混乱回避のため中央政府との対話を模索する考えを示した。
自治州は今月1日、中央政府と憲法裁判所が法的な正当性を認めない中で住民投票を実施した。州政府発表の確定開票結果によると、投票資格を持つ531万人のうち43%にあたる228万人が投票し、独立に「賛成」は90.18%を占めた。反対派の多くが棄権したため「反対」は7.83%にとどまった。
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