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特集ワイド

「人手不足日本一」北陸は今 昔と同じじゃ行き詰まる

富山県立富山工高の廊下に張り出された求人の一覧表には企業名がずらりと並ぶ=富山市で2017年9月5日午前9時30分、久野洋撮影

 少子高齢化によって各業界で人手不足が深刻化している。特に顕著なのが北陸3県だ。求職者1人当たりの求人数を示す有効求人倍率(7月)の高さで47都道府県を比較すると、1位は福井県(2・11倍)。石川は3位(1・88倍)、富山も5位(1・83倍)で、全国平均(1・52倍)を大きく上回る。地域としても自動車産業が盛んな東海と並ぶ高さだ。その理由は何なのか、現場で何が起きているのか。それを確かめるために北陸を歩いた。【久野洋】

 真新しいコンクリートの橋脚が建ち並ぶ工事現場で、重機がうなる音が響く。福井市の市街地では、2015年に金沢駅(金沢市)まで開通した北陸新幹線を敦賀駅(福井県敦賀市)まで延ばす工事が始まっている。23年の開通を目指す。

 この工事にゼネコンの下請けとして加わる奥武建設工業(福井市)の総務担当者は、「10人でも20人でも採りたい。現場はいくらでもある」とため息をつく。働き手が足りず、新規の仕事を断ることもある。公共事業は多くの書類を作成する必要があり、はなから考えていない。「現場監督や職人は奪い合いですよ」。職人不足で廃業した同業者もいるという。

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