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生誕150年回顧展 来年4月東京でスタート

「生誕150年 横山大観展」の記者発表で約100年ぶりに発見された「白衣観音」について解説する東京国立近代美術館の鶴見香織主任研究員=東京都千代田区で2017年10月12日午後2時19分、藤井太郎撮影

 明治元年に生まれた日本画の巨匠、横山大観(1868~1958年)の回顧展「生誕150年 横山大観展」(毎日新聞社など主催)の開催概要が12日、会場の東京国立近代美術館(東近美、東京都千代田区)で発表された。会期は東近美で来年4月13日~5月27日、京都国立近代美術館(京近美、京都市左京区)で6月8日~7月22日。「明治150年」の節目に、約40メートルで日本一長い絵巻とされる重要文化財「生々流転」や、あでやかな「夜桜」「紅葉」など代表作が一堂にそろう。

     併せて、約100年ぶりに所在が分かったインド風の「白衣観音」や、ハレー彗星(すいせい)という新奇な主題を扱った「彗星」など、創意工夫が見られる前期の作品も積極的に紹介する。記者会見で東近美の鶴見香織主任研究員は「人を驚かすことが大観は大好きで、そのために不断の努力をした側面がある」と指摘。挑戦的な作品を手厚く集めることで「ほかの名作も『ありがたい作品』というだけではない、別の見方ができるようになる」と意義を語った。

     また、京近美の松原龍一学芸課長によると、30年のローマ展に出品した3作も紹介する。同展は、西洋における初の大規模な日本美術展となった。【高橋咲子】

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