啄木ケセン語訳

震災生き抜いたおんばたちが“翻訳”

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大船渡市の仮設住宅集会所で、啄木の短歌を土地の言葉に訳す新井さん(左)と参加者のおんばたち=2015年8月6日(新井さん提供)
大船渡市の仮設住宅集会所で、啄木の短歌を土地の言葉に訳す新井さん(左)と参加者のおんばたち=2015年8月6日(新井さん提供)

 東日本大震災の後、横浜市在住の詩人で埼玉大准教授、新井高子さん(51)が岩手県大船渡市に何度も通い、地元の「おんば」(「おばさん」の愛称)たちに「ケセン語」と呼ばれる方言を教わりながら、石川啄木の短歌を土地の言葉に“翻訳”した。そんな100首が一冊の本「東北おんば訳 石川啄木のうた」にまとまった。ナイーブな青春の孤独を詠んだ啄木と震災を生き抜いたおんばたちの“言葉のコラボ”。その不思議な魅力とは……。【小国綾子/統合デジタル取材センター】

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