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高校野球・秋季大会2021

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秋季東北地区高校野球大会

開幕 聖光コールド勝ち 学法石川は逆転で敗退 /福島

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学法石川・有泉頼人二塁手 拡大
学法石川・有泉頼人二塁手

 第70回秋季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催、毎日新聞福島支局など後援)は13日、県営あづま球場(福島市)とヨーク開成山スタジアム(郡山市)で開幕した。聖光学院(福島1位)は2回戦で仙台南(宮城3位)を相手に7-0の七回コールド勝ち。学法石川(福島3位)は1回戦で日大山形(山形3位)に逆転で敗れた。同日午前には、あづま球場で開会式があり、聖光学院の矢吹栄希主将(2年)が「東日本大震災から6年。今まで支えてくださった方々や、復興に向け懸命に生きる方々に勇気を届けられるよう精いっぱい戦います」と選手宣誓をした。14日は2回戦に光南(福島2位)が登場し、ヨーク開成山で酒田南(山形1位)と対戦する。【高井瞳】

追加点奪えず涙

 <ヨーク開成山スタジアム>

 ▽1回戦

学法石川(福島)

  200000000=2

  11023000×=7

日大山形(山形)

 (学)永成、大原、関口-小島

 (日)田中、佐藤洸-渡部

▽三塁打 西島、橋本(日)

▽二塁打 山口(学)西島、榎本(日)

 学法石川が逆転で涙をのんだ。一回、山口の二塁打などで2点を先制するも、その後は3安打に抑えられ追加点が奪えなかった。日大山形は四回に西島と榎本の連続二塁打などで勝ち越し。計12安打を浴びせて圧倒した。

投打ともに圧倒

 ▽2回戦

仙台南(宮城)

  0000000=0

  0420001=7

聖光学院(福島)

 (七回コールド)

 (仙)永倉-横山

 (聖)衛藤-大松

▽三塁打 田野、横堀(聖)

▽二塁打 五味(聖)

 聖光学院は二回、田野の適時三塁打などで4点を先制し、三回に横堀の適時三塁打で2点を追加した。七回には敵失の間に1点を加えコールド勝ちした。先発衛藤も好投。仙台南打線を4安打に抑え三塁を踏ませなかった。


 ■白球譜

「チームのため」成長の内野安打 学法石川・有泉頼人二塁手(2年)

 ただチームのために--。そんな思いを胸に秘めて挑んだ2回目の秋季東北大会だった。相手投手の好投に勝利を阻まれたものの、一回にチームの好機を広げる内野安打を放って先制に貢献した。

 中心選手として1年春からベンチ入りしている。でも、今秋の県大会前は打率が大きく落ち込み、打順も下位に回るようになった。犠打を失敗することさえ増えていた。上田勇仁監督から何度も諭されるうちに、チームの勝利よりも、自身の成績を優先している自分の姿に気づいた。

 「このままじゃだめだ」。それからは粘って四球を選んだり、確実に犠打を決めたりとチームプレーに徹した。「どんな形でもいいから出塁」と考えるうち、不思議と打撃も上向き、県大会で打率5割を達成した。

 この日は5点を追う七回にも四球で出塁した。だが、後続が打ち取られて反撃のホームを踏むことはできなかった。「初戦負けは悔しかった。もっと鍛えて、チームに貢献できる選手になりたい」。目指すべき選手像を再確認し、さらなる成長を誓った。【高井瞳】

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