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10月は秋の運動会シーズンだが、さいたま市の浦和駅周辺など都心部では、保育園が運動会の会場探しに四苦八苦し、中には開催をあきらめる園も出ている。ここ数年、待機児童解消のため保育所整備が進み、園庭のない認可園が急増していることが背景にあるようだ。【山寺香】
同駅東口から徒歩約3分の認可保育所「スターチャイルド浦和保育園」(定員60人、2016年開設)。同園は9月に運動会を開いたが、柴田ナヲ子園長の表情は浮かない。「来年の会場探しがまたスタートした。今から胃が痛いです」
園庭がない同園は昨年、4月の開園直後から会場探しに奔走した。近隣の小学校2校に体育館を借りられないか頼んだが、既に予定で埋まっていた。公民館、ダンスホールなど10カ所以上を回り、最終的には、ある会館から式典などに使う会場を借りて実施した。
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