神戸製鋼所

データ改ざん 社長「不正なぜ」 答えに窮する場面も

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
記者会見する神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長(奥中央)=東京都港区で2017年10月13日午後5時32分、竹内紀臣撮影
記者会見する神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長(奥中央)=東京都港区で2017年10月13日午後5時32分、竹内紀臣撮影

 「不正が大規模で広範にわたっており、なぜ、こんなことになったのかを今は分析しています」。新たなデータ改ざんを発表した13日午後5時から午後6時半の記者会見で、神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長は頭を下げた。8日に問題が明らかになって以降、川崎社長が会見を行うのは初めて。【片平知宏、岡大介】

 東京都内のホテルで行われた会見では、報道陣から厳しい質問が飛んだ。川崎社長は困惑ぎみに笑みを浮かべつつ、質問の間に深くため息をついて疲れた表情を見せたり、確認のために同じ質問が繰り返されると語気を強めるなど、いらいらした表情を見せたりした。

 データ改ざんの発覚が国内外に及んだことから、会見では同社の企業体質を問う声が相次いだ。川崎社長は「1カ月以内にまとめる報告書で原因分析を行いたい」と釈明する一方で、会見中にもかかわらず「今回のことがなぜ起こったのか……」と自問して途方に暮れる場面もあった。

この記事は有料記事です。

残り417文字(全文811文字)

あわせて読みたい

注目の特集