秋の高校野球

センバツへの道 県大会 盈進、63年ぶりV 国際学院が準優勝 瀬戸内3位 /広島

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【盈進-広島国際学院】二回表盈進1死二塁、下江が適時二塁打を放つ=広島県尾道市のしまなみ球場で、松井勇人撮影 拡大
【盈進-広島国際学院】二回表盈進1死二塁、下江が適時二塁打を放つ=広島県尾道市のしまなみ球場で、松井勇人撮影

 秋季県高校野球大会兼第129回秋季中国地区大会県予選(県高校野球連盟主催、毎日新聞広島支局など後援)は14日、尾道市のしまなみ球場で決勝と3位決定戦があり、決勝は盈進が8-2で広島国際学院を降し、1954年の盈進商以来、63年ぶり3回目の優勝を果たした。3位決定戦は瀬戸内が4-1で尾道を降した。

 上位4校は27日からしまなみ球場などである中国大会に進む。同大会での試合内容は来春の第90回記念選抜高校野球大会の出場校(中国地区3校)を決める際の重要な選考資料となる。組み合わせ抽選は20日。【松井勇人】

 ▽決勝

盈進

  132000002=8

  000001010=2

広島国際学院

 (盈)下江、浜岡-清水拓

 (広)小谷、平田、柴崎、津村、平田-住田

▽二塁打 下江、寄高、当田(盈)

 盈進は一回、佐山の適時内野安打で1点を先取し、二回は下江、清水拓の長短打などで3点、三回は3連打で2点追加。上下位とも振りが鋭く序盤で大差をつけた。広島国際学院は六、八回に1点ずつ返したが、12残塁と打線につながりを欠いた。

 ▽3位決定戦

瀬戸内

  000201001=4

  000010000=1

尾道

 (瀬)山崎、山根、新保-東大翔

 (尾)東條、藤井-森田

▽二塁打 中津(尾)

 瀬戸内は四回、東大翔と門叶の連打で無死一、二塁とし、2死後、遊ゴロ悪送球で2点を先取した。尾道は五回、中津の適時打で1点を返したが、その後は継投にかわされた。

練習妥協せず

 ○…夏の甲子園準優勝の広陵を3回戦で破った盈進が県大会の頂点に立った。7月の新チーム始動時は練習試合でコールド負け。佐藤康彦監督は「覚悟を決めよう」と選手に呼びかけ、妥協しないチーム作りが始まった。ランニングなどのウオーミングアップが不十分だった時は何度もやり直し、ボールを持たないまま練習が終わったこともあった。

 広陵を5安打完封したエースの下江はこの日も球威があり、6回を無四球で1失点。継投した浜岡とは大会ごとに背番号が入れ替わるほど激しく競い合っている。

 中国大会に向けて、佐藤監督は「こつこつと練習し、どこが相手だろうと変わらない野球をするだけ」と淡々と話した。

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