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小島ゆかり・評 『「旅ことば」の旅』=中西進・著

 (ウェッジ・3000円)

日本人の精神風土から生まれ

 旅の本ではない。「旅ことば」の本である。古来、旅を愛し旅を哀(かな)しみ、旅に育まれた日本人の精神風土のなかから、たくさんの旅ことばが生まれた。

 本書は、日本語や日本文化について多くの名著をもつ著者が、ときに学問の旅人として、ときに文字どおり世界各地をめぐる旅人として、またときに人生の旅人として綴(つづ)る、旅ことばにまつわる八十八編。「旅の誘い」「旅する人びと」「旅の路」「旅の乗り物」「旅をつなぐ駅」「旅愁」の六章構成。

 そもそも「たび」ということばはどういう意味か。まずはその問いかけから始まる。「たび」の語源は残念な…

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