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揺れる・イラン核合意

米、IS崩壊後見据え 革命防衛隊制裁、勢力拡大を阻止

 【ワシントン会川晴之】トランプ米政権は、米国を含む主要6カ国とイランが2015年に結んだ核合意を再検討する中で、新たに包括的なイラン戦略をまとめた。柱となるのがイランの革命防衛隊への制裁だ。トランプ氏が13日の演説で「最高指導者(ハメネイ師)直属のテロ・軍事組織」と呼んだ組織への制裁の狙いは何か。

 「スレイマニ将軍は極めて優秀な男だ。大きな絵を描ける人だ」。かつてイラク駐留米軍司令官や中央軍司令官を務めたペトレアス元米中央情報局長官は9月末、ワシントン市内での講演で、革命防衛隊の精鋭部隊を率いるスレイマニ司令官について語り始めた。

 イラク駐留時代、イラクのタラバニ大統領(当時)を通じて、スレイマニ氏からのメッセージを受け取る。「私はイラクに対する全権を委ねられている。シリアやレバノン、アフガニスタンの権限もある」と紹介した上で、対立が続く米国との現状打開のため「直接会って交渉をしたい」と面会を打診された。ペトレアス氏は「あなたたちと戦い続ける」と断ったが、強い印象が残った。

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