石綿

西鉄バス元車掌も労災認定 木炭バスで吸引

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戦後一時期まで木炭バスは全国で走っていた。写真はガス発生炉の手入れをする宮城県内のバス会社の車掌=1951年撮影
戦後一時期まで木炭バスは全国で走っていた。写真はガス発生炉の手入れをする宮城県内のバス会社の車掌=1951年撮影

 西日本鉄道(本社・福岡市中央区)の元従業員(2010年に78歳で死亡)がバスの車掌業務でアスベスト(石綿)を吸って石綿関連疾患になったとして、大牟田労働基準監督署が労災認定していたことが西鉄などへの取材で分かった。戦後間もない時期まで運行されていた木炭バスには石綿が使われており、乗務で吸い込んだと認められた。

 西鉄では、バスの元運転手が運行前の車両点検が原因で石綿関連疾患の中皮腫になったとして、今年5月に労災認定を受けたことが判明したばかり。自動車関連業界では、整備などに携わる労働者がブレーキなどで使用された石綿を吸い込み労災認定されたケースが知られているが、運転手に続いて車掌も労災認定されていたことが分かり、より広い職種での被害実態が明らかになった。

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