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火論

社会部、ワシントン・エルサレム特派員などを歴任した大治朋子専門記者によるコラム。

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半世紀たっても=玉木研二

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 とうに忘れたはずなのに、物を見てにおいや音までよみがえることがある。

 「ガリ版」(謄写版)印刷もそうだ。国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)が12月10日まで開催している企画展「『1968年』--無数の問いの噴出の時代」でその使い古された器材を見た。何十年ぶりだろう。学校のテストも宿題も運動会のプログラムもこれだった。

 企画展は、ベトナム反戦運動、学園紛争、公害告発など、この年を中心に高ぶった抵抗と異議申し立てを映す資料約500点を展示する。

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