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イラク

クルド係争地に進軍、背景に油田 宗派対立も要因

キルクークの油田地帯に進軍するイラク軍部隊=イラク北部キルクークで2017年10月16日、ロイター

 【カイロ篠田航一】イラク北部の油田地帯キルクーク県をめぐり中央政府とクルド自治政府の治安部隊「ペシュメルガ」が16日衝突し、両陣営の軍事的緊張は最悪レベルに達した。大規模な戦闘に発展すれば、中東の新たな混乱要因となるのは必至だ。過激派組織「イスラム国」(IS)掃討で双方に軍事訓練や武器供与などの支援を行う米国防総省は「事態を激化させる追加行動」の自粛を呼びかけた。

 中央政府とクルド自治政府の対立は、クルド側が9月に分離独立の是非を問う住民投票を強行して激化した。…

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