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北朝鮮の乗馬クラブで競馬開催、外貨獲得の狙いか

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 10月16日、北朝鮮の平壌近郊にある乗馬クラブで15日、競馬が開催された。朝鮮中央通信社(KCNA)が伝えた。KCNA配信写真(2017年 ロイター/KCNA) 拡大
 10月16日、北朝鮮の平壌近郊にある乗馬クラブで15日、競馬が開催された。朝鮮中央通信社(KCNA)が伝えた。KCNA配信写真(2017年 ロイター/KCNA)

 [ソウル 16日 ロイター] - 北朝鮮の平壌近郊にある乗馬クラブで15日、競馬が開催された。朝鮮中央通信社(KCNA)が伝えた。

 この美林乗馬クラブは、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が相次いで建設している高級娯楽施設の1つ。専門家は、成長しつつある民間市場で生み出されている個人資産を放出させる狙いがあるとみている。

 レース開催前の13日に朝鮮中央テレビ(KCTV)が報じたところによると、観戦者は12歳以上であれば賭けることができる。KCNA配信の写真には、騎手を乗せた馬たちがゲートから出走する様子を数百人が見物し、携帯電話で撮影する場面が映されている。

 ソウルにある北朝鮮産業経済研究所のNa Jeong-won所長は「金委員長は人々の健康促進のためとしてテーマパークやリゾート、乗馬クラブなどの高級娯楽施設建設を推進しているが、真の目的は外貨獲得だ」と説明。梨花女子大の研究員Lee Sang-keun氏は「これらの施設では米ドルか人民元で支払う必要があり、外国人でなく国内の富裕層から外貨を獲得する目的がある」と述べた。

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