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個性豊かな朝顔栽培 交配の成果、翌々年が楽しみ

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朝顔の写真を広げて楽しそうに話す石居天平さん=大和田香織撮影
朝顔の写真を広げて楽しそうに話す石居天平さん=大和田香織撮影

 早朝のベランダで咲いた個性豊かな朝顔。神戸市の会社員、石居天平さん(41)が待ちこがれた瞬間だ。水やりを欠かさず、夏休みの旅行も我慢してきた。今は、収穫した種の整理で忙しい。

 植物の突然変異に注目し、さまざまな系統を育てて楽しむ“変化朝顔”は、高度な園芸文化が花開いた江戸時代に庶民の間で広まり、幾度か大きなブームにもなった。斑入(ふい)りや、濃淡の微妙な色合い、おしべとめしべが花びらに変化し、「これが朝顔?」と驚くような牡丹(ぼたん)咲きも。花だけでなく、葉や茎の形の変化も多様で、観賞の対象になる。「価値の高いとされるタイプは9月に入ってからも花が咲きます。夏の朝、みごとに咲いていると、会社に行きたくないくらいです」

 大学院で水草の研究をしていた石居さんは、偶然古書店で手にした本で江戸の変化朝顔のことを知り、華やかな姿に憧れた。数年後、園芸団体から初心者向けに栽培しやすい種を譲ってもらい、自宅で育てるようになった。

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