がん対策

死亡率削減 「数値目標今後も」10府県 基本計画、自治体二分

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 国が策定中の「第3期がん対策推進基本計画」(2017~22年度)が近く閣議決定される。国の計画に盛り込まれなかった死亡率削減の数値目標について、都道府県のがん対策推進計画で、少なくとも10府県が引き続き設定する見込みだ。現在、検討中の自治体も多く、専門家からは「死亡者の減少はがん対策の第一の目的。都道府県ごとに実情を踏まえた目標値の設定が必要だ」との声が上がっている。【下桐実雅子、細川貴代】

 「死亡者の減少が目標にないのは違和感がある」。今月3日、東京都庁で開催された有識者でつくる都のがん対策の会合。今年度中に作成する都の次期のがん対策推進計画の議論の中で、都が国の計画案に準じて、死亡者の減少は掲げない方針を示したのに対し、委員からは再考を求める声が上がった。

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