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ソマリア

テロ死傷者700人に アルカイダ系脅威改めて

空港でトルコ軍機による搬送を待つ爆弾テロの民間人負傷者ら=ソマリアの首都モガディシオで16日、ロイター

 【ヨハネスブルク小泉大士】ソマリアの首都モガディシオで14日に起きた爆弾テロは死傷者が約700人に達した。イスラム過激派アルシャバブのテロは日常化しているが、今回の被害は世界的にも最悪規模だ。国際テロ組織アルカイダ系武装勢力の脅威が改めて浮き彫りになった。

 AP通信は警察の話として、死者数が300人を超え400人近くが負傷し、行方不明者も多数と報じた。2003年のイラク戦争開始以来、最悪とされる昨年7月にバグダッドで起きた爆弾テロ(死者300人以上)に匹敵する被害だ。

 現場はモガディシオ中心部の交差点。爆弾満載のトラックで近くの外務省を狙ったとみられるが、検問を逃れるため急加速し柵に激突して爆発。停車中だったタンクローリーに搭載したガソリンに引火したという。犯行声明は出ていないがソマリア政府はアルシャバブの犯行と断定。米国務省は非難声明を出し、グテレス国連事務総長も過激主義に対する団結を訴えた。

 ソマリアでは1990年代から内戦が続き2007年にアルシャバブが台頭、首都を含む中・南部を占領し、アルカイダとの連携を主張した。その後は政府軍やアフリカ連合(AU)部隊の攻勢で支配地域を減らしたが、政府関係者などを狙った襲撃を繰り返した。

 南アフリカ安全保障研究所のオマール・マフムード研究員は「アルシャバブのテロが数百人の犠牲を出したことはなかった」と指摘。掃討作戦には米軍も参加するが「これだけのテロを起こせる以上、組織の弱体化が進んでいるとは言えない」と述べた。

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