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再思三省

第55回 足がこんがらがりそう

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「再思三省(さいしさんせい)」とは何度も考え、何度も自らを省みること。実際に紙面に登場した事例などをひきながら、月1回、三つずつのテーマで気をつけたい事柄をつづっています。なお、この中には必ずしも一般的に間違いとはいえないものもあります。読者への配慮や紙面上の統一などの点から決めているものは、理由とともに示しています。

戦いの始まりに

 火蓋(ひぶた)が切って落とされる→火蓋が切られる

 降って湧いたような総選挙。いざ公示、となると上記のような表現で選挙戦の始まりを告げる原稿が現れますが、「火蓋」は火縄銃の火口(ほぐち)を覆う蓋のこと。「火蓋を切る」は火縄で着火できるように準備することで、落としません。選挙ではまた、「選挙選→選挙戦」「過半数を超える→過半数に達する、半数を超える」のようなミスが繰り返し現れます。注意が必要です。

先回りしないで

 (行方不明者の)遺族→家族

 火山の噴火から3年、いまだ行方不明の人たちを噴火で亡くなった人の遺族らが捜索。不明者の家族の「一日も早く見つけてあげたい」という発言から見出しを取りましたが、見出しでは「遺族」となっていました。3年もたつ以上、不明者も亡くなったのでは、と考えてしまうかもしれませんが、やはり死亡が確定するまでは「遺族」とは言いにくい。先回りせずに「家族」としました。

「4」は足の形です

 四の字固め→4の字固め

 プロレスごっこの経験などがないとピンとこないかもしれませんが、プロレス技の「4の字固め」は、技をかけられる側の足がアラビア数字の「4」の形になるため名付けられた技です。「四の字」ではどんな形になるのやら。バイクの「八の字走行→8の字」のように、文字の形が意味を持つ言葉では、洋数字を漢数字に入れ替えたりすることはできません。

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