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らっこ・アーティスト

グレゴリー・ポーター ナットと僕の愛のあかし

グレゴリー・ポーター=ユニバーサルミュージック提供

 グレゴリー・ポーターは、少年時代に父親不在の寂しさをナット・キング・コールの歌で埋めた。“起き上がって、ほこりを払い、初めからやり直そう”という歌詞に胸を熱くし、奮起した。理想の父親像として彼に憧れ、ラブソングを父から息子への愛ある教訓として聴き、そして、歌い方を学んだ。

 新作「ナット・キング・コール・アンド・ミー」は、そんなグレゴリーが恩人にささげるオマージュだ。風格あるバリトンボイスで、「モナ・リザ」や「スマイル」を歌うが、全てが彼の代表曲ではない。グレゴリーにとって意味のある曲が選ばれている。なかにはナットの弟フレディのせつない歌もある。

 グレゴリーは、ブロードウェーミュージカルを経て、ソロシンガーに転向した。2013年にブルーノートレーベルに移籍してからは、前2作が連続してグラミー賞最優秀ジャズボーカルアルバム賞を受賞するなど順調だけれど、遅咲きの部類に入るし、大学時代にケガでフットボール選手を断念するなど挫折を経験してきた。04年にはそんな自身の半生を描いたミュージカルを製作し、主演している。

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