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記者の目

「自由研究」代行ビジネス=中村かさね(統合デジタル取材センター)

ネット上で売買される自由研究。「息子が小3の時に作りました」と説明にある(画像の一部を加工しています)

「うそ」や「ずる」教えるのか

 小中学生が夏休みに取り組む自由研究を、保護者の依頼で代行するビジネスがある。そう聞いた時に、驚きつつ妙な納得感もあった。私も小学1年の子を持つ当事者だ。興味を持って小学生の「自由研究」事情を取材し、記事にした(9月1日東京本社版朝刊アクセス「『自由研究』は外注!?」)。

 自由研究を課す学校。自身も子も忙しいという保護者。そんな保護者のニーズに応える代行業者。何が正解か分からないまま、3者に話を聞いた。それぞれに理屈があり、誰が間違っているとは言い難い。にもかかわらず、大人3者のはざまで、子供は「うそ」をついて得をする経験を与えられる。教育的とはとても言えないこの奇妙な矛盾を、どう考えればよいのだろう。

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